キモサベ

サマー・オブ・84のキモサベのレビュー・感想・評価

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)
2.8
何が“84年”の夏なのか?
それがわからずに借りてしまいました

断っておきますが、あくまで、あくまでも、ジャケツを見ただけの自分の勝手な憶測ですが・・・
“ハウスホラー”の決定版「悪魔の棲む家」(79)なのか?
はたまたスピルバーグ(製作)のジュブナイル・アドベンチャー「SUPER 8 スーパーエイト」(11年)なのか?
・・・そんな展開を予想しながら鑑賞したわけであります、はい

連続殺人鬼がご近所さん?
少年たちが捜査に乗り出します・・・だからぁ、乗り出すんじゃないっつ~の
偵察・尾行・不法侵入・状況証拠・・・疑いはどんどん深まります

誰もが思った(?)ことですから、今さら書いてもしょうがないのですが、セリフの中に“スピルバーグ”、“グレムリン”、“未知との遭遇”と出てきますので、『これはスピルバーグの”オマージュ”だっ』となります
でも、みえみえ過ぎですから、さらに奥があるのかと勘繰ってしまいます

それと同じように、少年たち(“4人”です)がたむろする“ツリーハウス”・・・そう、まさしく「スタンド・バイ・ミー」(86年)の懐かしさでした
これにしたって、“まんま”じゃないですか

要は、多感な時期にそういった映画に接し、今は映画人となった人たちのノスタルジーの映画、温故知新の映画だったのですね

【追伸】
劇中、立て看板に『レーガン ブッシュ’84』と書かれていました
調べると、大統領選挙の年だったようです
深い意味があるの?
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