【好奇心は猫をゆっくり殺す】
近隣で起きた連続殺人事件の犯人を突き止めようとする青春ジュブナイル・スリラー映画。
80年代のポップでエレクトロな音楽がかかる空気感が2019年に登場するとは思わなかったです…この空気感はハマる人にはハマる心地良さがあると思います！青春ジュブナイルものとして無邪気さ・甘酸っぱさで楽しめて、怖いところは純粋に怖いバランスと世界観が見どころだと思います！
(怖さと楽しさが含まれる意味合いでゲット・アウトやミッドサマーに雰囲気は近いかな)
ジュブナイルものとして楽しさが積み上がる感じと中盤からの怒涛の畳みがけが凄い。
展開が多少読めても楽しかった思い出を夢物語にしかねないドンデン返しは強烈で、記憶に焼き付く感覚になりました。
80年代のオマージュ作品までは感じ取れなかったけど、妄想は妄想のまま・陰謀として深入りすると取り返しのつかないことになる青春冒険の相反するところをシンプルかつストレートに伝えるスリラー映画として良い緊張感を楽しめました。
