ベべべっち

第三夫人と髪飾りのベべべっちのレビュー・感想・評価

第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)
3.5
生卵?

劇場で公開していた時からずっと気になっていた今作。
他の方のレビューを読んでても、評価がかなり別れていたので自分はどっちかな?と思いながら鑑賞。

14歳で大地主の元に第三夫人として嫁いだ女の子の物語。

正直、内容よりも風景描写の方が記憶に残る。
花や水をモチーフとした自然の映像がとにかく印象深くて、そこに差し込んでくる光と合わさって見事な映像美を堪能できる。

ストーリーの方は、男尊女卑、一夫多妻、父権社会、封建的…
そんな言葉が凝縮されたような90分が静かに過ぎていく( ๐_๐)
(生卵?のシーンだけは鳥肌たった。)

今作は公開前から炎上していたらしく、本国で公開4日後に上映中止となったそうで…。
主演の子がまだ未成年だったとか、あとは大人の事情がどうたらこうたらとか。

その過程でベトナムも検閲が厳しいという記事をチラッと見かけて…
検閲が厳しい国と聞いて、真っ先に思い浮かぶのはイラン🇮🇷
イラン映画の時に散々思ったけど、検閲が厳しい国って、国としてしっかりしているんじゃなくて、他国にバレたくない後ろめたいことがたくさんあるイメージ🤭

ベトナムも?🙄