あり

第三夫人と髪飾りのありのレビュー・感想・評価

第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)
4.3
あーうまく言えないけどとても良かった・・・。
幻想的な映像や丁寧に流れる時間にゆるりと観てしまうけど、残酷な世界。
ドラマ大奥のようにドロドロがエンターテイメント化していなくて、3人の夫人は良好な関係だし劇的な何か起きるわけでもなく。
それが逆にこの映画の世界観がごく自然なものだということを表していてゾッとする。
ニャンの未来が明るいものであることを祈りました。

今でも環境によっては厳格な家父長制が存在していたり、女性だからという理由で何かを諦める必要があって。
女に生まれる価値って一体何なんだろうと考えると泣けてきました。
男女で感じるものが違いそうな映画だなと思いました。
あり

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