のこ

残された者-北の極地-ののこのレビュー・感想・評価

残された者-北の極地-(2018年製作の映画)
4.7
飛行機事故で極寒の地に取り残された男が生き延びようとする姿を描く!✨

過酷な状況の中 どうやって彼が助けられるのか?
死んじゃうラストなんて絶対に作らないと思うけど~?
もしかして~神さまは彼を見捨ててしまうのか~?
ラストに向かいながら 希望が閉ざされてしまったのかしら~と
涙が溢れてたまらなかった(泣)

幕開けは極寒の雪景色の中 氷を割って書いたSOSの文字がスクリーンに大きく映し出されて行く!

飛行機事故で北極地帯に不時着したパイロットのオボァガード(マッツ・ミケルセン)が壊れた飛行機をシェルター代わりにし、白銀の荒野を歩き、魚を釣り、救難信号を出しながら救助を待っていた。

セリフ少なく、状況だけで判断しての鑑賞!
厳しい寒さの中、彼がどう生きて行くかを見守りながら~

話す相手がだれもいない!
荒れ狂う大自然と共存! 救助のヘリコプターが来たが
強風に煽られて墜落!女性パイロットが大怪我を!
必死に彼は彼女を看病をしながら~ 
生きる望みをあたらに強く持って!ソリに彼女を寝かせて 北の観測所まで険しい山脈の地図をチェック入れながら~大自然と闘っていく!
恐ろしい北極クマや自然の怖さ 猛吹雪や雪の落とし穴があったり~
彼女の容態悪化で彼は心身疲れ果ててしまって(泣) 

もう生きる望みがないかもと~?
死にかけている彼女を置いて 1人去って行こうとするが~
この究極のラスト展開は是非 劇場でご覧ください。

私は感動のラストで胸がいっぱいに😊
結果がはっきりではありませんが~
私の見た解釈で~ 余韻がいつまでも

簡素ですがしっかり人の心をアピールしている
無駄を省いた素晴らしい作品!
マッツ・ミケルセンのストイックさで演じている遭難者
わずかな希望を持って さらなる過酷さに挑んで行くところが 心に沁みて切なく感動!

寒い冬に極寒の映画ですが、ご興味ある方は是非劇場でご覧ください。
のこ

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