仕事一筋に生きてきた男が
罪滅ぼしのために始めた運び屋の仕事。
その仕事はよくも悪くも
多くのものを主人公に与えた。
とにかく!イーストウッドがかっこいい!渋い大人の男。仕事ができて、本当は寂しがりやで誰よりも周りのことを考えてるイーストウッド演じるアールには心を揺さぶられる。
この映画の中には緊張と緩和が
絶妙な位置に置かれていて、心地よいスリルとホッとするシーンのどちらにも素晴らしい効果がある。
特に激しい起伏があるわけでもない。淡々と仕事をこなしていくイーストウッドの姿。なのに、飽きずにずっと見てられる。おわらないで欲しいと思える。これぞイーストウッドの魅力だ。
時間だけは買えない。
100歳まで行きたいと思うのは99歳のやつだけだ。
昨日よりずっと好きだ。でも明日ほどじゃない。
今のイーストウッドが言うからこそ
輝く言葉がこの映画には散りばめられている。この年になっても進化を続けるイーストウッドは最高だ!
ありがとう!イーストウッド!
にしても、グラン・トリノを見た時も思ったけどイーストウッドは世界一口の悪いかっこいい爺さんだな。