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運び屋のskm818のレビュー・感想・評価

運び屋(2018年製作の映画)
3.7
破産した90歳の元園芸家が麻薬カルテルの運び屋をやってたって話。途中ちょっと眠くなって5回目あたりから12回目あたりまで飛んでんだけど、大体の話はわかった。これなんでいつまでも捕まらないかって言ったら、イーストウッド演じるアールが白人の高齢男性だからなんだよな。黒い車が怪しいつって停められるのは全部有色人種の若い男が運転している車なわけで。結局タレコミ屋の情報と盗聴でターゲットを特定できたわけだけど、盗聴器いつ仕掛けたんだ? おいらが寝ている間か? 警察がおバカすぎる気がするんだけども。最初のうちはそれなりにのんびりとやっていて監視役とも仲良くなっていたのに、ボスが代わると途端に殺伐とする(そして捕まってしまう)とか、絶対に寄り道すんなと言われているのに妻の臨終に立ち会いに行ってしまうってのはお約束なんだけど、これなんで監視人には居場所わからんの? スマホ持ってたら特定できそうなもんだがなー。特殊な処理を施して追跡できないようになってんのかね。仕事一筋に生きてきた男が人生の最後に後悔するってのもよくある流れだと思う。せめてもの償いに、彼は稼いだ大金で家族や地域に援助をするけど、家族が望んでいたのはそういうことじゃなかったんだよな。
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