家庭を顧みず、身勝手に生きてきた1人の男性。年老いて自分の最も大切とすべきだった家族に対して犯してしまった過ちを認め、向き合う。
自分の最期が近付いて、もっと時間があればと時間を巻き戻せない当たり前のことに後悔する。周りが見えていない人間は浅はかだけど、そこでその人は終わりなのではなくて、気付いて償うことができるということを教えてくれた。
最後まで諦めずに家族や友人に真摯に向き合っていく姿はグッときた。方法は間違っていたけど。
クリントイーストウッドの別格の品性。年老いても感じるオーラに圧倒されました。