運び屋の作品情報・感想・評価

上映館(23館)

運び屋2018年製作の映画)

The Mule

上映日:2019年03月08日

製作国:

上映時間:116分

ジャンル:

あらすじ

「運び屋」に投稿された感想・評価

watarihiro

watarihiroの感想・評価

4.4
劇場鑑賞20本目

ネットの時代についていけず商売に失敗したアール・ストーン。金もなく土地は差し押さえられかけていた。娘の結婚式といった行事に一切参加せず、仕事に費やしていたため、家族から嫌われていた。そんなある時、物を運ぶだけという簡単な仕事を持ちかけられた。簡単に引き受けるが麻薬組織のカルテルの運び屋だった、、、。

クリント・イーストウッドが監督、主演を兼任し、実在した運び屋を描いた重低音満載を思わせる作品を初日に鑑賞。クリント・イーストウッド、ブラッドリー・クーパー、マイケル・ペーニャ、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシアといった渋いメンツ。

見終わった感想としては本当に面白かったです。淡々とブツを運ぶ緊張感とたまに見せる爺さんのスケベ心がいいバランスかのように思えました。

家族を顧みず働いた結果、関係が修復不可能と思わせる状況。そして麻薬の運び屋となり、犯罪への加担。90歳になって取り返しつかないような状況に陥った運び屋を見て、私は終始悲しさ感じつつ、胸が熱くなる思いがありました。お金で人の心を買えないとよく言いますけどそれ以上に買えない物がありましたね。あのセリフはすごく心に響きました。
ハワイ帰りの機内で鑑賞。

最後の奥さんとのやり取りに少し感動。
イーストウッド作品はグラントリノが最も好きで、張り詰めた映画の空気にこちらも背筋がぴりりとする感覚(2時間ぶっ続け)がとても良かった。こちらは同じイーストウッド監督主演の映画であるが、時折笑ってしまうようなシーンも多々あり、緊張と緩和が心地よい。

家庭を顧みず仕事に打ち込み、家族から愛想をつかされている様子はイーストウッド自身の回顧なのか・・とにかく哀愁漂う。

自分のすべきことを全うしてきたはずなのに、時代にも乗れず、誰も自分をほめても、喜んで迎えてもくれなくて、唯一自分に好意的なのは孫だけという悲しさ。冒頭からある意味泣ける。

そんな所に危ない仕事が転がり込んでくることで人生変わるわけだが、移民をこき使ってた爺(しかもTHEアメリカのイーストウッドが)が移民にこき使われるという逆転が面白い。
しかも爺らしいマイペースさを発揮して、移民達とちょっと仲良くなっちゃうのも楽しい。

20世紀の教育と生き方をしてきたからか呼吸するかの如く差別発言する爺だけど、この交流を通して「今はそんなもんなのか」と言いながら、黒人、移民、同性愛・・現在の人の在り方を理解していく姿があり、これも良かった。

家庭を顧みず働き続けた爺が、新しい仕事で人とのコミュニケーションや物の見方を再確認しながら、最後は自分の家族に帰ってくる、っていうのはすごく愛にあふれる映画だと感じた。

そしてこの人もTHEアメリカ、ブラッドリー・クーパーも好演でした。ありがとうイーストウッド。次回作があることを期待しながら。
ゆりか

ゆりかの感想・評価

3.6
どきどきとほっこり🥔

このレビューはネタバレを含みます

【クリントイーストウッドってもう見飽きたしワンパターンじゃない?とか思うのに観てしまう】

つまりはよかったです。

‪主人公のアールは仕事と社交ばかりの人生を送った結果、90歳になろうとする頃には家族から見放され、金も無く孤独な日々を送っていました。ある日、運転するだけの仕事を持ちかけられます。気ままなドライブで孫の結婚祝いのお金を手にするアール、しかしそれはドラッグの運び屋の仕事でした。それ以降もお金が必要になる度に運び屋をするアールですが、その過程で失ってしまった家族との絆を取り戻す努力を重ねます。最後にアールは逮捕され法廷で罪を認めますが、取り戻した家族との絆は失われることはありませんでした。‬

主人公 アール
drive 人生を取り戻す?お金を稼ぐ?でも最初はお金を稼ぎたかったよね?でもお金が欲しかったのはなぜ?と考えたらやっぱり人生を取り戻す、かな。
ii 11m 孫の知人から仕事を持ちかけられる
pp1 27m 1回きりのはずが2回目を引き受ける
mp 1h00m 黒い車がマークされる中、ラトンに招待される
pp2 1h27m妻の容体が悪いと孫から電話が入る
clmx 1h42m アール捕まる
生きるか死ぬかの岐路に立たされて煩悶と懊悩の末運び屋になった老人の話かと思いきや、
ドライブ好きだしやること無いしやってみたら性に合ってたしめっちゃお金貰えるサイコーみたいな映画だった。マジか。
犯罪はちゃんと罰せられる映画が多い中ここまで反省の色の薄い映画は清々しい。
明るく図太く生きる人には何度だって新しい命が与えられるのだ。
hide

hideの感想・評価

4.5
イーストウッド最後の作品かもしれないって考えたら、深い作品だと思った。ブラッドリークーパーに、言葉では表現しづらいけど今まで培ってきたいろんなものを託した、教えた感じがあって感動した。
JB

JBの感想・評価

4.0
さすがクリント・イーストウッドという感じの映画で、映画の構成、演出共に観ていて退屈さがなかった。
※たまにハズレる時もあるけど

監督自らの演技にも深みがあり、「90歳のおじいちゃんがここまでできる?!」同じ90歳台でここまで演じて、映画を撮れるのは本当に語り継がれるべき偉人です。

家庭を蔑ろにして、仕事に没頭し、最後は家族と分かり合えるシーンは感動的で、無骨な役柄が伝わる名演技でした。

久々にグラントリノを観よう


そういえばこれがFILMARKS100レビュー目だった!本当は名作の予定だったが、まぁこれはこれでありかな。
Do

Doの感想・評価

3.3
すーん。って終わった。普通に家で観る分にはよき。
Sono

Sonoの感想・評価

4.5
主人公の演技、ストーリーのテンポ良い流れが素晴らしい〜(^^)主人公にとってハッピーエンドなところも好き(^^)
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