めかぽしや

ナディアの誓い - On Her Shouldersのめかぽしやのレビュー・感想・評価

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2018年、ノーベル平和賞を受賞した
ナディア・ムラド。
彼女は2014年8月に人生がガラガラと崩れていきます。
ISISが彼女の村にやってきて少数民族のヤジディ教徒を虐殺。
捕まった少女や女性は戦利品として
奴隷、性奴隷として売買されます。
家族を殺され、自分は性奴隷とさせられ
必死の思いで逃げ出したナディア。

そのナディアの活動をおさめたドキュメンタリーです。
“私は活動家ではなく難民です”
“私はただの村娘に戻りたい”
ナディアの本心はあれど
未だに捕らえられている同胞を思うと
助けるべく活動してしまうのです。

そしてナディアを支える
ムラドの存在(ナディアと性が同じで紛らわしい)が大きく感じられました。
ナディアを表に立たせる、
通訳やその全てのサポートを淡々と
行っています。
ナディアが泣く時は肩を支え、
時には辛い質問には通訳を拒否します。
このムラドの人生も見てみたいと
強く思いました。

そしてジョージ・クルーニの奥様、
人権弁護士のアルマ・クルーニも
ナディアを支えます。
アルマ・クルーニはとても美人で
才色兼備とはこの人の事!
と思いました。
ビッグネームを利用できるなら
大いに利用するべきです。

ナディアの本を買ったものの
積読になっているので
読まなきゃならないのですが
読書は映画と違って
自力で辛い文を読まなきゃならない
のも進まない理由です。
言い訳ですが。

沢山の人に知ってもらいたい事実です。
めかぽしや

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