おばけつ

ガール・イン・ザ・ミラーのおばけつのレビュー・感想・評価

ガール・イン・ザ・ミラー(2018年製作の映画)
3.5
2021/10/17 442作目

両親には「出来損ない」と言われ、学校ではいじめられ、マリアは孤独だった。本当は誰もが羨む美少女なのに、彼女は自分が大嫌いで笑うことさえできなかった。不安定な心は、マリアを性的な衝動へと導き、彼女は夜ごと自慰行為にふける。その夜、いつものようにバスルームで自分を慰めていると、突然彼女に話しかける声が聞こえる。驚き、またおののく彼女に「私たちはきれいよ」と声は優しく告げる。それは紛れもなく自分自身の声、そして鏡の中では、あろうことが自分自身が美しい微笑みを浮かべていた。「あなたの望みを叶えたいの」鏡の中の自分にそう言われた瞬間から、マリアの中の何かが変わり始める。まるでもう1人の自分に操られていくかのように、彼女の凄惨な復讐劇が幕を開ける。

あらすじ読むと、イジメと性ということで『キャリー』想像してたけど、微妙に異なる。
鏡の中のAIRAM(恐らくイマジナリーコンパニオン的人格)への切り替わりからゾクゾクするほど面白い。
スケート事故後、警察に通報する際に一瞬iPhone画面に悲しそうなMARIAの顔が映る描写もあり細かいなと感心。
個人的にはSEX時に鏡に映るMARIAが満更でもなさそうなのは良かったです。
でも、双子の件回収できてなくない?