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ガール・イン・ザ・ミラーのhorahukiのレビュー・感想・評価

ガール・イン・ザ・ミラー(2018年製作の映画)
3.5
抑圧された「自分」が爆発する!

家では窮屈な価値観の押し付け、学校ではいじめ。自分を押し殺し、毎日をやり過ごしてる主人公マリアが「鏡」をきっかけに覚醒するリベンジホラー。

カリコレ2019公開作です。
青山シアターでもカリコレは三本見ると一本無料で見れるので三本目に選んだのがコレ。こちらも評価低めな作品ですが、手堅くて面白い作品でした。四本目は『生き人形マリア』見る予定です♫まさかのマリア被り。

マリアちゃんがめちゃ美少女!しかもオ○ニーするわ、脱ぎまくるわで大変眼福な内容。そんな美少女マリアちゃんが朝起きて、真っ白な内装の家から外に出ると、降り積もる真っ白な雪。清廉潔白な空間から連想される彼女の性質から逸脱するタバコ→卑劣ないじめ→周りと壁を作り身を守るかのように装着するイヤフォンから感じる孤独・孤立→ガラス越しの視線による憧れの流れのスマートさ。

マリアちゃんが引っ込み思案になっちゃったのは、愛情とはかけ離れた親の独りよがりな価値観の押し付けによる抑圧のせいなんだけど、親により否定され奪われた自分の中にあったはずの性質を鏡により客観視させることで、自分でも忘れていた「封印した感情」の存在を実在性をもって実感させ、別人格のような見せ方をしてるのが面白いところ。

オープニングから示される事柄に対して「健常じゃないから殺した」という事実を、鏡に挟まった写真による連想から、同じく「健常じゃないから殺された」自身の感情へと転換させていくのも面白いし、「殺された」ものだからこそ真逆の性質の存在としてリベンジを開始するってのも好き。ある意味ではサイキックホラーでもあるし、ちょっと見方変えれば怪談でもあるっていう複合的な感じが良きです。

少し前までのオドオドした演技とは打って変わって、相手に対して有無を言わせないほどの目力と、エロと恐怖で使い分けられるサディスティックな表情による圧を感じさせるマリアちゃん役のインディアアイズリーちゃんの存在感が本当凄い!しかも、上にも書いた通りめちゃ脱ぐので、インディアちゃん見てるだけで満足度高めです。インディアちゃんファンは必見です!!