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消えた16mmフィルムのsonozyのレビュー・感想・評価

消えた16mmフィルム(2018年製作の映画)
3.8
2018年 米 Netflix限定配信
シンガポール出身の女性サンディ・タン監督
サンダンス映画祭 ワールド・シネマ・ドキュメンタリー監督賞 他

1992年、19歳のサンディは、友人のジャスミン、ソフィー、映画の師匠であるジョージと共に自主映画『シャーカーズ』を撮影。
Shirkers(シャーカーズ)=去る、無責任、逃走、逃亡者 の意味。

撮影を終えた3人は、70本のフィルムの最終仕上げをジョージに任せ、ロンドン、LA、NYとそれぞれ留学し、ジョージからの連絡を待ったが、たまに彼のメッセージが録音されたカセットテープが送られてくるだけで、映画の進捗状況など分からぬまま。

5年の月日が経ったある日、ジョージから何本かのビデオテープが送られてきて、やっと映画が完成したのかと期待して再生してみるものの、すべて砂嵐。。

ジョージは何をしているのか、映画はどうなったのか・・・

公開されていればシンガポールのインディーズ(ヌーベルヴァーグ)として間違いなく注目されていたであろう『シャーカーズ』にまつわる顛末を、当事者のサンディ、ジャスミン、ソフィーらが登場して振り返るドキュメンタリー。面白かった。

しかし、ジョージという男は....
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