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消えた16mmフィルムのeeteeのレビュー・感想・評価

消えた16mmフィルム(2018年製作の映画)
5.0
まずシンガポールにこんな映画が存在していたという驚き、その作り手の魂がこもったシーンの数々に惹かれる、失われたフィルムのゆくえ、ジョージという男の謎を追うミステリー要素、彼の行動への苛立ちや怒り→そこから謎が解けていくにつれて合点がいく、若い頃から賢く、たくましく、映画への情熱を持ち続け、立派に成長した3人の女性たちへの称賛の気持ち、その友情、個人的には自分が映画学科の学生でありながら何もできていなかった悔しさ、90年代の空気感のノスタルジィ、などなど感情フル稼働で最後は号泣してみてた。今年ベスト。
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