このレビューはネタバレを含みます
だ、だいすき〜〜〜😭😭😭二回目見て確信した、映画ドラえもんの中で一番好きだァ〜〜〜‼️‼️‼️
笑いあり、涙あり、冒険あり、一生物の出会いあり。兵器を開発したことによる環境破壊や機械の暴走という現代的な問題を取り上げてる、メッセージ性の強い物語。宇宙人との戦いはドラえもん映画ではありきたりとも言えるけど、この映画はなんていうか特別なんよね。だってストーリー、絵、音楽が完璧なのに加えてルカくん──ゲストキャラが最高of最高やから！！！！！！！ホンマに好きすぎる
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出会った時からどこか寂しげに見えるルカくんにのび太は「ルカは友達が欲しかったんだね」と言うんやけど、家族のような仲間としか接したことがなかったルカくんには「友達」が分からない。だからこう説明するんよ。
「友達は仲間だよ。友情で繋がっている、仲間。友達が悲しい時には自分も悲しいし、嬉しい時は一緒に喜ぶ。ただ友達ってだけで、助けていい理由にだってなるんだ！」
この後すぐスペースカーの修理を二人でやって煤だらけの顔を見合わせて笑い合うんやけど、きっとその瞬間二人は「友達」になったんやろうな〜🤦🏻♀️💖
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のび太は映画で出会ったいろんな人と友達になるけど、今回それをめっちゃ強調してる気がする。ルカくんは同性やし転校生としてやってくるし、のび太にとって等身大の友達なんよね〜 そんでもってルカくんにとってはのび太が初めての友達。なんか、ドラえもんにジャイアンやスネ夫、しずかちゃんもおったけど皆それぞれ別の仲良い人がおって、のび太とルカくんだけの友情って感じがした！
そんなふうにテーマの「友達」が光ってるから主題歌の「忘れないで、僕らが出会えたキセキを」も染み渡る…………良すぎ………………
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次にあった良シーンは、ルカくん達を追ってきた悪者から逃げてる最中のところ。どこでもドアまで一緒に走ってきたのに、のび太たちだけ入らせて、ルカくんは
「僕は残る。仲間を残してはいけない」
と告げる。すかさずのび太が飛び出そうとしながら（ドラえもんに止められる）
「だったら僕も！友達だろう！」
って返したら、ふっと泣きそうにほほえんでから
「──友達だからさ」
って😭😭😭😭😭なんなんこれやばない！？！！！！？情緒グチャグチャになった 友達だから巻き込めない 助かってほしい
事前に友達について話してるからこそ光るこのシーン ムリ ダイスキ ラブ……🫰❤️
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そんで次に良かったのは、〝もしかしたら死んでしまうかもしれないけどルカくん達を助けに行こう〟と覚悟を決めるシーン。出発はすぐじゃなくて、集合時間だけが決まってて、だから行かなくてもよかった。成り行きとかじゃなく、考える時間も準備する時間もちゃんとあるって、結構珍しくない？そのシーンを音楽だけの台詞なしで映してたのがホンマに良かったんよ😭
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しずかちゃんが尻尾を振ってきた飼い犬をギュッと抱きしめたあと凛々しい顔で離すのとか、スネ夫が何度も来た道を戻りながらそれでも何とか来たのとか……特にこの普通に怖がる二人の描写が心にキタ😭結局スネ夫は若干遅刻したんやけど「前髪が決まらなくて」って言うんよね…この強がり、愛おしすぎる🫂💗
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次は敵のディアボロの「きゃつらの想像力が破壊を生み出したのじゃ」という台詞に対するドラえもんの
「違う！想像力は未来だ！人への思いやりだ！想像することを諦めた時に破壊が生まれるんだ！！」
ってパンチライン。想像力は人への思いやりってめっちゃ良くない……！？あらゆる発明品は、ひみつ道具は、使う誰かを思って作られたものやもんね……
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ラスト。別れのシーンが最高やった😭
永遠に生きる超能力者（エスパル）であることを拒否し、安住を望むルカくんの願いを叶えるために唯一会える手段である異説バッチを手放す（＝会えなくなる）ことになったのび太たち。声を上げて悲しむジャイアン達とは違って、のび太は何かを悟ったかのようにふっと笑う。
「楽しかったね」
間髪入れずにルカくんがのび太を抱きしめて
「友達になってくれて、ありがとう。……月から、ずっと見てる」
と声を震わせる。泣きそうなルカくんとは対照的にのび太は柔らかい表情のまま、
「大げさだなあ。バッジがなくたっていつでも会えるよ。僕たちには想像力があるんだから」
と告げると、ルカくんは一瞬きょとんとしてから最高の笑顔で「──うん！」って🤦🏻♀️
めっちゃ良いよ〜〜😭😭😭ここで想像力の話が出るのオチとして完璧すぎて感動した🤦🏻♀️💖
ひみつ道具をどう使うかも想像力やし、想像力ってドラえもんを象徴する言葉とも言える 想像力すなわち夢見る力🫰💞
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あとゲストのカメ🐢、「〜〜をご存じない？」が口癖なんやけど、一見パッとしない言葉がここぞと言う場面でめっちゃカッコよく言われるの大好きやから決戦のシーン湧いたッ＼＼\\ꐕ ꐕ ꐕ//／／
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これはメタいんやけど、自分が大人になってしまったからゲストキャラゆえの別れの必然性を最初から意識してて仲を深める描写があればあるほど傷ついてしまった でもそこが良い
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ハァ〜最高作品でした いつか月と地球が当たり前に行き来できるその日まで──fin.
