ダラス・バイヤーズクラブ（主演：マシュー・マコノヒー）の中国版なのね！
その程度の前情報で見始めたのですが〜
主演のおっちゃんがヤサグレて、ショボくて、色気は感じず〝華〟なんて無い。
マコちゃんには遠く及ばない。
そんなのもあるでしょう、公開2週目でも未だ人の出の溢れんばかりの〝鬼〟のやつと比べるとささやかな観客で、自然とソーシャルディスタンスが取られてる劇場内でした。
でもね、スクリーンの中でもきっちりマスクを付けているから、見ているこちらも外すわけにはゆきません。
（そりゃそうか！）
〝金〟と〝命〟を秤に掛けて、それでも命が大事なんだと肌で感じるチョン・ヨンの姿に（エンタメ的な演出もあるのでしょう）涙腺を強く刺激されてきて、最後はもう堪らぬ具合になりました。
なんともタイムリーと言うのでしょうか？
深く感動を覚える一本となりました。
