horahuki

霊幻道士Q 大蛇道士の出現!のhorahukiのレビュー・感想・評価

3.4
霊幻道士シリーズ初鑑賞!!
悪の道士である大蛇道士と正義の道士である主人公がサイキックバトルを繰り広げるアクションホラーコメディ。

最初っから最後まで気の抜けまくったアホ映画で面白かったです!『霊幻道士』シリーズって大体こんな感じなのかな。他のも見てみたくなりました^_^

ちなみに本作はのむコレ2018で公開中です。
去年よりはるかに作品数が増えたのむコレですが、今年のホラーは三本のみ…(T . T)去年ですら二本やってたのに悲しい…しかも『レイス』が平日の昼間ばっかりで見に行けない…。

あらすじ…
妖怪退治をしている道士のハオ(主人公)は、お調子者のポンコツ弟子2人と修行の日々。そんなハオの元に、死体が蘇るからなんとかしてほしいとの依頼が。いざ行ってみると確かに死体が動き出すんだけどキョンシーではなかった。その死体を道長が運んでいったんだけど、道長は何者かに殺され、彼が運んでいたはずの死体は全て消えていた。大蛇道士が背後にいると察知した主人公たちは、修行から帰ってきたロンとティエンとともに調査に乗り出すが…。

主人公&弟子2人でゴーゴンみたいな蛇の妖怪(エロい美女)と戦う冒頭からアホ過ぎて笑いました。いざトドメを刺そうと武器を突きつけたのに、美女を3人がかりで虐めるなんて…とか言い出す下半身に正直なアホ弟子たち。そんで操られちゃって師匠である主人公を攻撃し始めるというポンコツっぷり。ちなみにこの一連の流れは予告映像でも見れます。

そんな感じで見せ場の流れをぶった切るアホ展開が多いんですけど、空気感がずっとゆるゆるなので全然ノイズにならず楽しい。むしろアホ展開が本編といっても良いくらい(笑)

ゴーゴン戦もそうなんだけど、アクションシーンが結構カッコイイんです。カンフー映画っぽい組手のような技の応酬に魔術っぽいエフェクトかけてて、ハラハラとか熱くなったりとかはないんだけど、コミカルさがあって単純に見てて楽しいアクション。主人公vs大蛇道士の遠隔サイキックバトルも楽しい!演舞のように踊りながらお互いに次から次へと派手めな魔術?の応酬。

でも本作は大蛇道士とのバトルがメインなのでキョンシーはほとんど出てきません。そこだけ残念かな〜。全然キョンシーのこと知らなかったので、息止めたら襲ってこないとか、牙生えるとか、特徴的なのを知れたのは良かったです。ぴょんぴょん跳んでるだけじゃないんやね。

あと、これ2ってなってるけど、前作がどれか分からん…。ジャケに書いてる四半世紀ぶりっていう文言と中国語のタイトルから考えると『霊幻道士7』の続編になるのかな。
horahuki

horahuki