エンドロールの最後
「私たちはこの国を変えられる」
が説得力をもって胸に迫る。
クラウドファウンディングの
数多くの協賛者数に
民主主義の成熟をみました。
ドキュメンタリーの
オープニング演出で
こんなに鷲掴みにされたのは
はじめて。
音楽の不気味な使い方も上手い。
脱北者がスパイ容疑で捕まる。
最初は中国・北朝鮮と韓国との問題に
フォーカスされていたけれど、
後半は在日韓国人の方に
スポットがあたります。
昨年『死刑台から教壇へ』という
衝撃的な題名で思わず手に取った本が
ありました。
この事件に関係する内容でした。
文面を読むだけでも
途方もない悲惨さでしたが、
肉声の生々しさもあり
国家権力の恐ろしさを
感じずにはいられませんでした…
演出面でも見事だったのですが、
ジャーナリスト魂がすごい。
季節の移り変わりを告げるカットが
抒情的だったのもグッド！
本編から離れますが、
最近韓国語の勉強を休んでいたので
全然聞き取れなくなっていました…
もっと勉強しようと
モチベーションも上がった作品でした。
