「もう音を立てずには生き残れない」
エヴリン一家は住処を移動。その最中、"何か"に襲われた一家は、ある廃工場に身を潜める。そこにいたのは、謎の生存者エメットだった。
※ネタバレ注意
音を立ててはいけない、というルールに則った（ツッコミどころはあるけど）スリラーだった前作、最後は攻略法を見つけて終わるわけだが、今作はそれを活かしてチェンソーマン風エイリアンの頭をぶっ放しまくるもはやサバイバルアクションへ変化。
ただ、物語の続編としては個人的には微妙。終盤、前作では明らかにならなかった"希望"が見つかるけれど、結局それもパーになっちゃう。だから最後の終わり方も前作と同じで、今作で起きたのは怪我して、ほかに生きてる人がいるっていうのがわかっただけで、三部作なのか知らないけど、次で終わる感じが全然しない。というか、こういうシリーズは、最低三作で終わらせないと、間延びしてつまらなくなっちゃうだろうから、これからが心配になってしまった。何が言いたいかというと、今作で完結する雰囲気は全然なかったわけだから、続編として、次に繋がるような終わり方をしてほしかった。
