トレーラー観て、なる程そう来たかと。
全ての設定に納得させてくれそう。大期待の一本。（↑↑↑一年以上前の鑑賞前レビュー）
という訳で約1年公開が延期された本作を少し値がはるが作品のテーマ的に真価を発揮しそうなドルビー版で鑑賞してきた。
トレイラーで事の発端と1作目の直後描くのは分かっていたが、既にクリーチャーの造形や（微妙に1とデザインが変わってるそうだが気づかない範囲）行動など観客は知っているため続編でその辺はどう緊張感や恐怖演出を持続させるのか気になったが結論はそんな心配は杞憂となるくらい素晴らしいエンタメホラーとなっていた。正攻法でありながら物語の展開に釘付けとなった。
中盤からのキャラクター達のカタルシスの爆発には久々に映画を観ていて心が踊った。
1作目で設定やキャラクターの行動にケチを付けてた輩もいたが現実世界でもそれは駄目でこれはOKなん？て事はあるし、全然気にならないレベル部分にツッコミ入れたり、キャラクターの行動が理解出来ない頭の悪い観客は今回も居るかもしれんが、とにかく待った甲斐のある良質な作品をありがとうと言いたい。
1作目に続き本作でも出演と監督を務めたジョン・クラシンスキー氏は手掛けたホラー作品はまだこのシリーズだけの様だが俳優もして、ジャンル監督ではない人がこれ程の良質ホラーを生み出せる事に逆に信頼感が持てる。奥さんの撮り方にも愛を感じた。3作目でも是非登板してほしい。
最高だったので前回のスコアに＋1.8
