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ハッピー・デス・デイ 2UのJUNのレビュー・感想・評価

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)
3.8
1の公開から一週間後に公開された本作、どうやら1と続けてみた方がいい、との情報を小耳に挟んだので、間髪入れずに鑑賞してみました。
1と合わせて3時間程度なので、とても観やすいシリーズですね。

1の続きといいますか、もはや1と絡まっていて、続けて観たのは正解だったと言えると思います。
2では、最初にフォーカスされるのは、ツリーが来たことによって部屋を追い出されたカーターのルームメイト・ライアン。物語は彼がタイムループに巻き込まれてしまったところから始まります。
これ以上はもう1のネタバレにもなってしまいかねないので、深くは言えませんが、本作では、タイムループの原因と、より複雑になったループが主体の話となっており、いたってシンプルだった1に比べると、少しマニアックな内容になっています。

未鑑賞の方に分かりやすく、どういう感じなのか簡単に言うとすれば、(まったくわからない人からしたらなんのこっちゃ?という感じですが、)アベンジャーズをご覧の方々は、お馴染みですよね、量子力学。そして多元宇宙論。
本作も、今いる世界とほんのすこーしずつだけ違う世界(パラレルワールド)が無限に存在していて、それが交わってしまうことによって、自分の生きる世界と違う世界になってしまう、アノ展開なわけです。

1同様、タフで可愛いツリーも、優しいカーターも良いのですが、話の展開がそういった感じなので、なんとなく、サスペンス感が強かった1に比べるとオタクっぽくてファンタジー寄りな話だな、と感じました。
ストレートに言ってしまえば、1の方が好きでした…

でも、2の方が色々と泣かせに来てるので、結果、1を観たなら2も観た方が良いです!
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