けーすけ

ハッピー・デス・デイ 2Uのけーすけのレビュー・感想・評価

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)
4.1
2020/05/03(日) Amazonプライムビデオにて鑑賞。

1作目が面白かったので、その勢いで続けて観ましたがこれまためちゃ面白い。ホラーのジャンルだけど、やっぱり全然ホラーじゃないじゃん!
前作同様にちょいとビビらせる演出と多少の殺戮なシーンはあるけど、どっちかというとSFラブコメアクションな雰囲気だったかも(詰め込みすぎぃ!笑)。ちょっと感動的な演出もあって泣けましたぜ…。
尚、内容的に前作鑑賞は必須デス!

以下、核心ネタバレはありませんが、プロットについて少し触れているので未見の方はご注意くださいませ。










冒頭のユニバーサルロゴムービーが前作より派手に改変・・・これまた作品のイメージを表している感じで面白い。

ストーリーは前作のエンディング直後からスタート。その後に展開するシーンも多々前作と同じシーンが出てきたり。使いまわしたカットとかもあるのだろうけど、改めて取り直した場面もきっと多いのだろうなー。

前作はあれで一応完結していて面白いけど、本作は完全な続きものなので2Uと1セットで鑑賞した方が間違いなく面白い作りでした。
主人公のツリーが前作で何があったかを「1分で分かる説明」で見せてくれますが、それのおかしさは前作を観ていたら爆笑間違いなし。


本作の世界観が近いのが『アベンジャーズ/エンドゲーム』であったり『スパイダーマン:スパイダーバース』ってのが個人的にツボ。
多元宇宙というか、並行世界的なお話とループする1日が交わって巻き起こるドタバタ劇。ループ後、何も知らない人たちにほんのちょっとの時間で理解させられるのかっていう根本的疑問とか、あまりに都合がいい展開とかもあるけど、そこはご愛敬ですかね。

広義的には時間移動物ともいえるので『バック・トゥ・ザ・フューチャー(BTTF)』の話を絡めたりして、演出的にもあえて意識してる感があってBTTF好きとしては良かった部分ですね(ツリーがBTTFを観たことないって設定も爆笑。もはや大昔の映画なのか…?)。
劇伴のサウンドもちょっとBTTFっぽい感じのがあって「おお~」とグっときました♪



注目ポイントはツリーのポップなスーサイド。前作では全裸ウォークがインパクトありましたが。本作では水着だけど強烈なシーンがございましたよ、と。ていうか目覚めた後の自分の身体に響くんだから、そんな死に方したらアカンw


エンドクレジットで差し込まれるシーン「MCUかいな!」っていうくらいにアベンジャーズ感があったのだけど、多元宇宙とか設定使ったら無数に話が広げられるしズルい。続編の構想もあったらしいけど、果たして我々の世界線で観られる日は来るのでしょうか。


本作も1時間半ちょっとでテンポよく観られ、面白かったデス!


[2020-056]
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