アルテツファード

蜜蜂と遠雷のアルテツファードのレビュー・感想・評価

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)
3.9
試写会でひと足早く
拝見しました。

名画と言われる絵画
もてはやされるのは何故?
同じ曲を演奏している中で
特定の演奏者が評価されるのは何故?
芸術的センス?がない私には
正直よく分からない

この作品を観て
そんな事を考えていました

でも
この作品の中の4人の登場人物
それぞれの目指す自分の世界を
実現する為に毎日ピアノの前に座る
そして悩む

その結果が自分の理想と
するものかは解らない

何かを創造して創りだすそうとする姿には
とても惹かれる

ほんの少しだけど
別世界の人々の感覚を
垣間見た様な気持ちになりました。

幻影的な表現もあり
どう解釈していいのか
一度観ただけでは理解出来ない
シーンもありましたが
松岡菜優さん、鈴鹿央士さんの演技が
とっても印象に残りました。

又全編を通して流れる
ピアノの演奏が素晴らしい
聴き入ってしまったシーンも
かなりありました。
実際に演奏を聴きに行きたくなりました。

最近自分自身は
音楽をキチンと聴く時間が
少なくなっていますが
音楽って素晴らしいと
改めて思いました。

世界は音楽であふれている!