映画にするには無理だと言われた作品ですね、、
小説は読んでいないので全くわからない状態で観に行きました。
ピアノも他の楽器も出来ないわたしですが
こういった楽器の演奏とか、バンドの演奏とか見たり感じたりするのが好きです。
昔 娘の付き添いで音大に通った時期があり
そこでは色んな楽器が音を立てていて、待っているわたしは、とても心地が良かったんです。
この作品をわたしは、一言で言えば 本物の演奏を聴きに行ったという感想でした。
印象的だったのは 天才と呼ばれる塵くんの
表情が天使のようでした。
マサルがオケと合わない事に悩んでいる時に 亜矢がピアノを一緒に弾いてあげると出来上がる、流石亜矢と思いました。
オケとのマサルのピアノで、わたしは涙がポロリと溢れてきました。何故だか自分自身もわからずです。
塵くんがいたから、亜矢は最終予選に出たとわたしは思いました。塵くんは皆に良い影響を与えていたとわたしは思います。
最終予選の亜矢の服装には 亜矢の決心や思いが込められていると思いました。
オケと亜矢のピアノ演奏は素晴らしかったし、亜矢の弾き終えた直後の腕や指に目がいきました。
家庭と子供を持つ 明石のインタビューの場面は、ものすごく良かったです。
インタビュー場面はかなりドキュメンタリーでした。
4人の演技、演奏は良かったと思いました。
特に松岡茉優さん、松坂桃李さん。