ピアノやクラシックをここまで丁寧に描けるのかと思った。
映画館で、音が綺麗な環境で観て良かった。
才能を持つもの、持たざるもの、持っていたけど落としてしまうもの。ただひたすらに努力するもの。
才能を楽しむことをできる天才、才能に苦しめられる天才。
どのタイプも丁寧に描かれていたから、演奏のシーンが楽しかった。
才能を持つことが必ずも幸せではないんだろうけど。
「あなたが消えてた7年、私は死ぬもの狂いで練習してたのに」という台詞は結構刺さった。
主役4人は勿論、斉藤由貴や鹿賀丈史も良かった。
観終わったあと、しばらく耳の中でピアノの音が鳴っていて心地良かった。