太田康裕

蜜蜂と遠雷の太田康裕のレビュー・感想・評価

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)
4.5
天才達が見る風景など、僕のような凡人には想像もつかない。
けれど、この映画はその遠い風景を垣間見せてくれる。
友人でありライバルでもある4人が感じる事などとても感情移入できなくて、だから途中まで(ふーん…面白くなくはないけどね)程度しか思わなかったのだけど、あのクライマックスの演奏の凄さにやられた。
ミュージカルともまた違う音楽映画の傑作になったと思う。
そして、日本映画からこんなに素晴らしい作品が出てきた事を喜びたい。