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蜜蜂と遠雷のERIのレビュー・感想・評価

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)
3.6
すごいいい映画で、思っていた以上で、ちょっとびっくりしてる。鳥肌。なんてことないシーンに涙が止まらなくてびっくりしてる。しかも割と私の琴線は序盤にあった。


原作読んでないのだけど音が聴こえてくる小説と大絶賛だったから、それを読まずに先に映画を観てしまうことに躊躇われたのだけど、原作もいいんだろうなと想像する。


ピアノを弾く楽しさを見失ってしまった天才少女英伝亜夜、マサル、生活者の中で鳴ってる音をすくうサラリーマンピアニストの高島明石、風間塵、4人のピアニスト。

あーちゃんが明石の演奏を聴いていてもたってもいられなくなる場面から物語は動き出して、月明かりの下で塵くんと連弾するシーンはとてもいいシーンだ。

あーちゃんのママが7年前に亡くなって、すぐに演奏会があった時、あーちゃんはピアノが弾けなかった。彼女が7年前に置いてきた宿題を、幼なじみやフランスからのギフト、生活を思い出させてくれるピアニストとの出会いの中で、未来へと一歩踏み出す力をもらう。


これは原作、読みたい。
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