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蜜蜂と遠雷のsoumaのレビュー・感想・評価

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)
3.6
『世界はいつだって音楽に溢れているんだよ』

すごい不思議なんだけど
クラシックが好きってわけではないのに
音楽コンクール漫画とか大好きなんだよなぁ。

それまでの人生をのせて
ピアノを弾くって行為が
あまりにロマンすぎて
なんとも言えない美しさと儚さと熱さがあるというか。

音楽音痴の僕は
全然弾き手の違いとかわかんないんだけど。笑
なのに、普段なんとも思わないクラシックで
胸が熱くなる感じがする。

だから、もしかしたら
ベートーヴェンとか
モーツァルトとか
ビバルディとか
そういった作家人生の背景を
もっと深く知ってから音楽を聴くと
クラシックそのものを好きになれるかもしれないな~と
考えたり考えなかったり。


そしてこれもやっぱり好きだった。
原作は小説みたいだね。

ただ、ピアニストが4人もいるし
時間が足りないから仕方ないかもだけど
それぞれもっと深堀してほしかったというのが本音。
そこらへん補完したいなら
小説読むしかないのかな。

◆四人のピアニスト
・元天才少女:栄伝亜夜(松岡茉優)
たぶん一番の主人公。
お母さんの死の葛藤と戦う少女。
もっと明るくピアノ引けるようになるといいね。
風間への接し方が天使すぎた。


・生活者の音楽家:高島明石(松坂桃李)
正直、こっちが主人公!?っていうくらい
映画の中ではフォーカスされてた。
他3人の天才に対して、努力のピアニスト的な立ち位置。
一番好き。
松坂桃李は、昔より最近のほうが好きだな~。
てか、生え際結構やばくね?


・コミュ力抜群イケメンピアニスト:マサル(森崎ウィン)
現時点で一番実力が高いと言われているピアニスト。
なんだが、威張り散らすわけでもなく
人当たりもいい感じのさわやか系!ずるい!
てか、森崎ウィンって
「ガンダムで行く!」の人じゃん!


・謎の少年:風間塵(鈴鹿央士)
本作の問題児!!!
「本物の天才」「ホフマン氏の忘れ形見」とか
煽りまくって期待させまくったのに
ピアノじゃなくて
普通にやばいやつってことくらいしか
わからんかったのがうけるwww
最後まで謎の少年で終わったwww
しかも、3位www
あんだけ煽って、普通に負けとるwww
なんだったんや。こいつ。


◆個人的おススメのコンクール漫画
映画ではなく漫画なんだけど。笑
・ピアノの森
・四月は君の嘘
・のだめカンタービレ

特に上二つがおススメ!
是非読んでほしい。。。
漫画がおススメ!
実写だめ絶対!笑
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