このレビューはネタバレを含みます
興味深い前評判だったので観てみた。実話ベースのストーリーで元脱走兵の嘘がいつバレるのかというサスペンスもありながら、演技力に磨きがかかってきたヘロルトが、元脱走兵でありながら脱走の咎で収容された囚人…
>>続きを読むあまりの過酷な描写で撮影中にキャストや製作サイドが精神的ショックを受けたり、泣き出したりする人もいたというとんでもエピソードがおもしろい。監督でさえショック状態に陥ったらしい。それくらい逃げ道を完全…
>>続きを読む部下たちも、そしてナチの将校たちも気づいていたであろう、危ういバランスの上を熱で浮かれたように渡る極上のサスペンスを、戦争最終末期の倦んだ空気が覆い尽くす。デカダンスの絢爛さのかけらもない。向かう先…
>>続きを読む恐ろしい作品
権力を手にした人間がどう変わって行くのか
それを描いた作品です
第二次大戦下、脱走兵のヘロルトは将校の軍服を見つける
それを身に付けた彼は、将校になりすます事を思い付く
周囲の…
物語は1人の脱走兵が軍服を手に入れる場面から始まる。彼は軍服を着て偉いやつになりすまし、出会った兵士たちを部下にして、次第に暴走していってしまう・・・。
最初は主人公がとんでもないクズだと思って観…
いやもう怖すぎる
モノクロ版だったこともあり直接的な描写見られなかったものの、こちらから目を伏せるしかないほど逃げ場がない
「はぐれた」と言って取り入ってくる兵士と収容所にすし詰めにされた脱走兵、そ…
このレビューはネタバレを含みます
最初は生きる為の小さな嘘から始まったことが、少しずつ大きくなっていき、最後には最初の頃とは比較にならない大きな嘘に変わっていく様は見ていて驚愕するしかなかった
更に恐ろしいのが、主人公に出会った人間…
本作のロベルト・シュベンケ監督は次のように述べている。
<この物語には、人間が持ち合わせている本質が反映されていると思う。つまり、人間というのは暴力や不正、不公平なことを他者に対して行うことが出来…
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