「ナイブズ・アウト／名探偵と刃の館の秘密」を観る。
当時劇場に行こうかめっちゃ迷ってたのですが結局行く時間なかったのに、ちょうど後輩が気になる子とデート行きたいんですがオススメ映画ないスかと言われたのでチョイスした一品。笑。
クレイグ・ボンド第6弾。←違うぞ。
今回もアナ・デ・アルマスは相棒役として大活躍！←それは違わないかもだけど。
ポロリは今回もありません！←それも違わないな。
良質なミステリー…の皮を被った痛烈な風刺なんだろうか。移民問題。
ミステリーのほとんどがそういうもののような気がせんこともないけど。
ハーランが孫のランサムを評して言った、芝居の小道具と本物の刃の区別もつかないって伏線が終盤見事に回収されます。鳥肌です。
培ってきた財産を守るために、いったいなにを武器とすればよいのか。
そんなもんもわからんようではいずれ根こそぎかっさらわれちゃうぞ、とでも言いたかったのか。
冒頭のマグカップ(My Home My Rule My Coffee)を手にするマルタのラストカットがなんとも末恐ろしい…
のだけれど、その答えは彼女自身が直前に出したものに類するものであってほしいと思う。
偽善かもしれないけれど。
ジェームズでボンドな探偵さんには呆れられてしまってはいたけれど。
