メザシのユージ

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密のメザシのユージのレビュー・感想・評価

4.0
2020年 9本目 ★★★★ 「この世に不思議な謎などないのだよ」

007よりキャプテンアメリカより「ヘレデタリーの人がで出てる!」ってことが気になる映画だった。

ナイブズ・アウトは、探偵の謎解きミステリーというフォーマットの中に「アメリカが抱える、移民への不寛容さ」の問題を取り入れてたのが新しかった。

ミステリー映画としては王道の「容疑者達の証言から謎を解く」という演出で、探偵が「私はただ静かにここにらいるだけ」っていうのはミステリーを読んでる読者自身がいつも感じてること。そんなミステリー小説に対するメタ要素もかなり多かった。