バックの音楽の使い方が凄く上手い。予備知識がないとついて行けなくなりそうなところも、それで一気に引っ張ってくれる。
鑑賞前、タイトルかっこいいけど、ちょっとくさいかなーと思ったけど、バッチリはまってる。
友情、恋愛、進路、家族。そして、自分のルーツ。それらを超えていこうとする若者たちの物語。時代も国籍、人種も違うけど、訴えてくる普遍的な何かがあった。クライマックスの父と子の固い、とても固い握手と、母から子への多くを語らない愛情にはぐっとくる。
家族と自分との関わり方、自分が抱えているもの、超えなければ行けないのや向き合うべき問題を直視する良いきっかけになった。