よっひ

僕たちは希望という名の列車に乗ったのよっひのレビュー・感想・評価

4.5
くぅ~良いものをみた!という感じです。
タイトル、ポスタービジュアル、予告編とグッと心を掴まれ、
期待度が大きかっただけに逆に心配だったのですが、遥かに越えてきた!

こういった映画を観ると自身の不勉強さを痛感する。。。
まず「社会主義とは?」という問いにも正確には答えられないかも。
歴史上の大きな出来事の中心人物を描く作品もあれば、本作のように「巻き込まれただけ」の人々を描く作品もある。
どちらのアプローチも魅力的で必要だなと改めて感じました。

高校生たちの葛藤がもちろんメインテーマなのですが
印象的だったのは大人たちの苦悩。
ある種「完璧」だと思っていた親にも、少なからず闘いの渦中にいた若い時代はあって。
それは高校生たちを追い詰めていく政府側の大人たちも然り(首の跡)

物語後半は結構しんどかった。胸がキュッとなって。
それでも、彼らの行く末を観届けなきゃ!と思わせるぐらいのエネルギーが溢れています。
あぁ~エリック~。
よっひ

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