僕たちは希望という名の列車に乗ったの作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「僕たちは希望という名の列車に乗った」に投稿された感想・評価

mmoe

mmoeの感想・評価

4.8
思想に介入されがちな社会で生きる私にとって、言論の自由が担保されていない社会で生きる私にとってお守りにしたくなる、話。
実話。

たった2分。でも全て自分たちで石を持って行動している。誰の意見にも左右されず、自分とともを信じる強さ。
今、私にはない。その強さや犠牲があったからこそ社会は変わっていくのだと思った。若者の力は良くも悪くも強く、尊いのではないか。

2019-37
nono

nonoの感想・評価

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たった2分の黙祷でここまでの問題に発展すること、しかしそれでも最後まで貫いた彼等の意志の強さと政治に関する想い。
"こういったプロパガンダは水面下にあるものの、当時数多く存在した" と、ある記事で監督が語っていた
今、時代も国も違うけれど、18歳がここまで政治に対して強い意志があるのか。私自身も問われると目を伏せてしまう。愛の反対は無関心だとよく言うけれど、私たちは、政治について母国について、そして世界について、生きている限り愛を持たねばいけない。いけないと断定すると義務的になってしまうが、それがこの世界で生きていくということだよなと。
実話。

その衝撃、何回もこんな事が実際にあったの?ってずっと思いながら鑑賞してた。
生きづらい時代を生きてきた人の生き証言。
自分がいかに温床に浸って生きてるかを実感したし、今この時に観れて良かった。
現世代が錯誤してる中でこんな作品を観れたのは正解でしかないと思ってる。
誰しもその個人が声を出して主張をする事自体が自由。そんな自由、黙祷までも自制されるもの自体が自分達の世代からしたら考えられない。想像つかない世代を生き抜いてきた彼らに尊敬でしかない。

涙、言葉でも表せないものがあった。
今年一の映画。
若い世代こそ観て欲しい映画です。

友を最後まで裏切らない姿、何も変えれない財産でもある。
観てくれ。若い世代、今この時代に突入してるんだよ?
高校生でありながら、はっきりと自分の意見を持ちさらにそれを発言できることが素晴らしい
yuta

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4.5
苦しかった。ほとんど悪ふざけのように2分間黙祷するだけ、たったそれだけのことが少なくとも表面上は許されるまでどれだけの犠牲があったのか、そしてそんな状況がたった60年前には当たり前にあり得た(そして今だって)ということを生々しく感じさせた。彼らの話からベルリンの壁が崩壊するまで30年以上ある。彼らが乗った希望という名の列車に幸運があったことを祈りつつ、愛知の件にも思いを馳せた。
gdbsdta

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3.8
今朝長いサイレンがなり、あーそうかと、黙祷をした訳ではないが、この日にたまたまこの映画をみたのもどこか不思議なかんじだ。
そのころのその場所での具合が個人的に良くわかっていないので、何故ここまで黙祷により、おおごとになってしまったか正直よくわからなかったが、そこら辺わからなくても中盤以降は選択に追われた高校生達の葛藤で胸が苦しくなり、深く話に入っていってこみあげてくるものがあった。

気に入らないのは邦題、なんかあるんでしょとなっちゃうよ。邦題違ったらもっと印象違ったとおもう。

自分で考えて行動する。
当たり前だが深いなと感じた。

このレビューはネタバレを含みます

若者らの"同志"を追悼するという1つの出来事をあらゆる視点から考えることができた

冷戦下のベルリンを舞台としたお話
社会主義国家の情報統制の怖さ その中で自分たちの自由のためにクラスの多数決で黙祷を選んだ (多数決を選ぶ民主的感性がまた社会主義と対局してて面白い) そのコトの大きさについて中盤後半を通して痛感した ただ偲んだだけなのにね

西のラジオを若者らに聞かせてあげてたおじいちゃんを逮捕しに車が家に向かっていく場面 空飛ぶ鳥の群れを映したシーンがあった 同じ方向を向いているけど、固まりが3つほどに分かれていて、クラス全員で黙祷という1つの事柄を行ったけど、多数決で行ったことだからそれに対して賛成・反対・それ以外にもそれぞれに意見がある そういうことが鳥でよく表現されていて感心した

「自分で考えろ」という
クラスのリーダー的存在のテオが今後どうするか彼女に聞かれて返した言葉 これがまた響く 彼らは序盤から一人一人の意見があるんだよね それを発言できてることの重要性 その意見をどう行動に移すか最後に描かれたわけだけど 自分で考えて行動してた彼らを讃えたい
えみ

えみの感想・評価

4.6

テスト期間だけどどうしても見たかったのでテスト勉強放り出して鑑賞。
結果、これは見ておいて本当に良かった!

ビジュアルとしては衣装や車や建物、町全体の雰囲気も最高だけど何よりテオとクルトのコンビが良すぎた、眼福。

でもやっぱりこの映画の見所はストーリーや演技だな〜しかもこれが実話だというのが衝撃。たった2分の黙祷がここまで大事になる?って感じだけどやっぱり政治思想って恐ろしいなあとつくづく思う。

そして若者のパワーって本当にすごい。誰のせいでもないし誰かのせいにもしたくない、でもテオのパパの気持ちも、クルトのお母さんの気持ちも痛いほど伝わってきて終始しんどい。でもこのしんどさが良い。笑

と、まあ色々溢れる想いはあるけど後はじっくり余韻に浸ろう〜
kyohei

kyoheiの感想・評価

4.2
アメリカンアニマルズを観に行った際に、気になる感じの予告+好きなジャンルの実話を基にしたストーリーだったので観てきました。
タイトルの僕たちは希望という名の列車に乗った(ポエムみたいで、長いタイトル)がそのままラストの落ちだったとは…

ラストに若者達にある決断をしてしまう過程の人間ドラマはかなり重厚だった。
当時の社会情勢、社会主義やらナチスによってまだ人々は傷がある感じとかは、勉強になった。
序盤は、なんか青春映画感があった。
舞台は1956年の東ドイツ、進学高校に通うクラスの中心的な二人が、西ベルリンの映画館でハンガリーの民衆蜂起のニュースを観て、ただ純粋な気持ちでクラスで犠牲になった人々の為に2分間の黙祷を捧げようとした行った行動が国を巻き込んだ騒動に発展していく…

ただ単に純粋な気持ちでやったことが、それを良しとはしない社会の恐ろしさと、その為ならば何がなんでも追い込んでいって人間関係を崩壊させていく政府側は、容赦がないと思いました。

まぁ、なんとかなるだろうとクラスみんなで口裏を合わせるようにするのを、首謀者を言わなければ全員連帯責任で辞めさせるとか、知ることのなかった家族の秘密の為に脅される展開には、マジでげんなりしました…怖い((( ;゚Д゚)))

希望の列車に乗ることイコール家族達との永遠の別れだったんだなぁとラストしんみりしましたよ…