死霊館シリーズのスピンオフは本家の完成度が高いこともあって、期待値が上がりすぎて拍子抜けするというパターンが多い。
今作のニューヒロインであるラ・ヨローナの人物像や背景の描写が薄く、しかも副題ほど泣いておらず、インパクト的にも情緒的にも若干物足りない。
娘をお風呂でぶくぶくさせるシーンの引きのカットが、あまりにも物理的にぶくぶくさせててシュールだった。
皆でお祓いの準備をする場面が一番わくわくしたかな。
生前のラ・ヨローナさん、誰かに似てると思ったら若い頃のあらまり氏でめちゃめちゃ懐かしい気持ちになった。