引越し祝いのホームパーティーに招かれた7人の男女が、スマホを見せ合うゲームによって各々の秘密が明らかになっていくお話。
全体の9割くらいが、3組の夫婦と独身男1人の7人の会話劇だけで成り立っている、いわゆるワンシチュエーションコメディで、韓国映画にしては割と珍しい雰囲気の映画だった。
7人の役者は、それぞれ個性が立っていて面白かったし、スマホを見せ合うという現代的なアプローチもなかなか良かった。
夫婦であっても、親友であっても、最終的には「他人」であり、それぞれに秘密があるというのは、誰にでも頷ける要素なので、目の付け所が素晴らしかった。
最初は軽い気持ちで始めたゲームだったのに、徐々にスマホが鳴るだけで変な緊張感が漂い始め、最後までハラハラさせる感じとかも上手いなーって思ってしまった。笑
ただ、これだけ面白いシチュエーションだったのにも関わらず、脚本が少しゴチャゴチャしてて直感的に笑える部分が少なくて、ラストもイマイチ腑に落ちず…という結果だったのが惜しかったなぁ。。。
(追記)
ラストが映像的にも台詞的にもあまりに納得行かなかったので、もう一度、最後の方を見返したのですが…完全にオチを勘違いしてました！なるほど、そういう事か！ちょっと見方が変わりました。+0.1点追加で。笑
