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アントレプレナーのsidekickのネタバレレビュー・内容・結末

アントレプレナー(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

● トーキョーノーザンライツフェスティバル 2019
●料金1200円
●あらすじ
田舎町で家族を連れて移動遊園地を運営する傍ら、肉を販売するヤニ。一方、植物由来のたんぱく質の開発で食生活と環境に改革をもたらそうとヘルシンキでベンチャー企業を立ち上げるマイヤとレーッタ。二組の起業家の相違と類似をあぶり出しながら、緻密に構成されたカメラワークと独創的な音楽でフィンランドのビジネスを追ったドキュメンタリー。
●何の予備知識もなく鑑賞した為、ベンチャー企業家と家族経営者の二組がどこで交わるのか不思議な映画だなぁと思っていると、最後まで平行線で終わるので吃驚。さらに後でドキュメンタリーと知って吃驚。完全に役者が演じてる劇映画と思い込んでいた。それにしては演出が変だとは思っていたが、それほど登場人物がカメラを意識してない自然体。特に末娘の素朴な質問疑問のつぶやきや父親の妻に対する愛情吐露と劇的な起業の顛末はフィクションを超えて凄い。
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