ラブラドール

ラブ&ドラッグのラブラドールのレビュー・感想・評価

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)
3.6
ジェイク・ギレンホールとアン・ハサウェイ主演のラブコメ作品。少し重たい作品を観た後だったので、軽めの作品を観て気分を切り替えようとアマプラ配信作品の中から内容もよく知らないまま選んで鑑賞しました。

コメディ要素はありますが、内容はしっかりとしたラブストーリーのように思えました。タイトルの「ラブ&ドラッグ」ですが、作品中の「ドラッグ」は(違法な)薬物ではなく、(医療用の)医薬品のことでした(^^)

2010年の作品ですが、アン・ハサウェイにとっては2006年の「プラダを着た悪魔」で一躍有名になったものの、その後なかなかヒット作に恵まれず、体当たりで挑んだのかなぁと感じられる脱ぎっぷりでした(^^;)
もう最近では大物女優の一角というポジションですので、このようなシーンを披露することはないと思えるようなカットも多く、彼女がこの作品に賭ける想いが伝わる作品でした。

セックスシーンなども多いので小さなお子様?と一緒に鑑賞するのは禁忌ですが、ストーリーはしっかりしています。
セフレというか身体の関係からスタートして恋愛に発展していくのですが、大人の恋愛ですから、それも全然ありだと思います。

病気を抱えた恋人との将来をどのように捉えるかというテーマの作品ですが、自分は全然ありだと思います。その病気も含めて恋人の一部と捉えて、共に人生を歩みたいと思えるかどうかですね。
例え結婚したときにお互いに健常であったとしても、結婚後にパートナーに病気が見つかれば離婚するのか?という事と同じなのではというのが自分の考えです。

そうした病気(パーキンソン病)を2人がどのように捉えて、どんな答えを出したのかは作品を観て知ってもらえたらと思います。