ちぇるごまる

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のちぇるごまるのレビュー・感想・評価

3.9
シリーズ最終章。

人間の欲望のために遺伝子操作され増殖し続ける恐竜たち。
彼らには、何ら罪もないはずなのに…。
生命を創造し、不要になればそれらをいとも簡単に破壊する人間の愚かさが悲しい。
自然の摂理を侮ることなかれ。
人が人との約束を守ることと恐竜とのそれも、同じこと。
親子の絆は人間同様に恐竜にもある。
どんなに文明が進んでも、この世の生物は皆平等であり、同じ時間を生きる仲間として、調和し共存することが大切なんだよというメッセージが最後に伝わってきた。

レギュラーメンバーは、絶対に無事だと分かっていても執拗に追いかけて来る恐竜たちの迫力が半端なくハラハラドキドキ感満載だった。
ブルーをはじめシリーズに登場してきた数種の恐竜が今後見られなくなると思うと残念。
本シリーズの大ファンとして、スクリーンで最終章までの全作を鑑賞出来たことに感謝。
ちぇるごまる

ちぇるごまる