じゅん

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のじゅんのレビュー・感想・評価

3.8
アメリカ本土に恐竜が解き放たれてから4年が経ち、恐竜が社会問題となる中ある企業の陰謀が明らかになっていく...クリス・プラット主演「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」

恐竜と人間が共に生活をしている世界が舞台の本作。冒頭、普段の生活の風景の中に恐竜たちが出てくるシーンは新鮮でとても良かったです!

ストーリーはオーウェン達が連れ去れたれブルーの子どもを救出しようとする話と、サトラー博士とグラント博士が共にある企業へと潜入する話の2本軸で展開されていきます。本作、特に中盤は恐竜ものの映画にスパイ映画的要素を追加したそんな展開になっていました。

パークシリーズとワールドシリーズのキャストが全員揃ったシーンは、やはり鳥肌が立ちました!パークシリーズをオマージュしているシーンもあり、ファンサービスも充実していました!

ただ、前作から掲げられていた“恐竜と人類の共存”についてこのワールドシリーズの世界はどのような行動や答えを出すのかというところに期待していたのですが、そこに対する答えを本作では出さず、うやむやな感じにしていたのが少し残念でした。

シリーズ最後の作品としてはどうなのかなぁ〜と思うところもありますが、前作よりもさらに迫力の増した恐竜バトルや、スパイ映画的要素の絡んだ中盤の展開に、パークシリーズの主要キャストが全員登場するという1本の映画としてはとても豪華で面白い作品であると思いました‼︎