KNY

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のKNYのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

取り急ぎ記録程度に書いておくとする…

個人的には好きだが、シリーズ最終章として身構えて観ると正直腑に落ちない部分が多い。

公開日翌日の朝、仕事の休みを取って…当日に観れなかった悔しさを噛み締めながら向かった映画館

色々思うことがあり過ぎて、エンドロールが始まった瞬間
喪失感、もとい虚無感に襲われてしまい
エンドロール以降にも何かあるのでは無いか、
なんだかんだで新章が来るのではないかという期待(もはやそれを渇望してしまうまである)を持って
じーっと、他の皆が席を立っても動かずに座っていたのに
“それでも信じたい”という感情を平気で逆撫でしてくる。

ジュラシックパークから6作追い続けた自分には、呆気ない最後だった。

大人になったからなのか
他にも素晴らしい映画を沢山観たからなのか
この感想を抱く理由を他に探している…。

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●最初の20分はストーリーが動かないので、とにかく不安だった
こんなに話が動かない映画、この5年の間にあったかなという。
モービウスが早過ぎたのに対してこっちは遅過ぎるのが気になった

●それに対しマルタ島のシークエンス。これはジュラシックシリーズ全体をして屈指とも言わしめる白眉。
じわじわピークが近づいてくる演出、神がかっていて良いですね。
ただし高山みなみが声当ててるあの女が死なないのは…いけすかない!

●ケツァルコアトルス→ピロラプトル
これも中々良い。
ただし予告以上の活躍がほぼ無いため
加点できる要素が少なかった

●テリジノサウルス登場→終盤
アトラクション映画。ここら辺は“ロストワールド”終盤のようなテンポ。ディメトロドンのスタメン入りにアガる!
面白いのだがギガノトサウルスの“こいつら食っていいのか?”みたいな躊躇が見えるのが残念。
何故かめちゃくちゃ執拗に追って来るなど
ヴィランっぽい描き方が欲しい所。
もはやお約束のラストバトル、ここでそのヴィラン性を活かしたかった

とりあえず終わった後
甲子園候補とまで言われた強豪校がコールドで予選敗退するような
寂しくて辛いものがあった

クリスプラットのインスタ見てても
Thor:Love & Thunderに比べて宣伝の少ないこと!見逃してるだけ?

第一の後悔はIMAX画角で観なかった事、これ

まだ間に合う。頭をすっからかんにして、デカい画面と音で観よう。
KNY

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