今年もっとも楽しみにしてた一作!
なにより楽しみだったのは、ジュラシックパーク初代のメインキャラクターの復活!
個々では続編にでてましたが、グラント、エリー、マルコムの3人が一堂に会すのは第1作目以来30年(!)ぶり。彼らの再開シーンは最高にテンションがあがり、涙が・・・。3人とも素敵に年齢を重ねており、めちゃめちゃカッコいい!
「ワールド」シリーズの登場人物も当然続投。こちらもキャラクター描写はとても丁寧で好印象。パーク創業時のスタッフ、ウー博士の扱いや、世界を牛耳るバイオ企業のトップが1作目にでてきた”アイツ”だったりと、とにかく人物描写は全編通じてとても丁寧、かつシリーズ愛に満ちており、素晴らしい。
一方でストーリーに関してはちょっと言いたいこともある。
お話の骨子としてはとてもおもしろいのだが、007やミッションインポッシブルを彷彿とさせるスパイアクション要素や、世界を脅かすイナゴの登場など、盛りだくさんになった結果、そちらに尺をとられ、”ちょっとお話の本筋から離れてる感”をちょびちょび感じた。
(それぞれのシーケンス単体はとっても面白いんだけれども・・・)
とはいってみるものの、当然、劇場で観てよかった!とおもえる大迫力のシーンの数々と、前述したとおりの丁寧なキャラクター描写で満足度は非常に高いです!シリーズ完結編といわれてますが、個人的にはまだまだ続編が観たい!