たろさ

ウエスト・サイド・ストーリーのたろさのレビュー・感想・評価

3.5
ニューヨークのマンハッタン。ポーランド系アメリカ人グループの「ジェッツ」とプエルトリコ系アメリカ人グループの「シャークス」という二つの不良少年グループが対立していた。「ジェッツ」と「シャークス」は決闘することになるが、「ジェッツ」のトニー(アンセル・エルゴート)と「シャークス」のリーダー、ベルナルド(デヴィッド・アルヴァレス)の妹マリア(レイチェル・ゼグラー)は恋に落ちてしまう。
「ロミオとジュリエット」を下敷きにしたストーリー。


ストーリーはオリジナルの1961年版と大体同じ。リメイクの本作は歌やダンス、カメラワーク等、オリジナルより洗練された印象。
人種差別問題が描かれている。1961年当時よりはよくなったのかもしれないが、まだまだ改善の余地はある。

【豆知識】
エニーボディズ(エズラ・メナス)はトランスジェンダー。オリジナル版では時代、ヘイズコードのせいで男っぽい女という描かれ方しかできなかった。
ヴァレンティーナ役のリタ・モレノはオリジナル版ではアニタ役を演じていた。
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