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ウエスト・サイド・ストーリーのdreamovieslooveのレビュー・感想・評価

3.0
はじめから終わりまでこれほどまでに徹底してミュージカルテイストな映画を見たのは初めてかも。
はじめは、どんな映画なんやろ?ってなかなか分からなかった。
次第に、ある地域で派閥争いをするギャングの話だとわかる。
内容に重みはなく、学びもない。
ただ自分たちのシマだ!いや俺らのだ!って争う。
そんなしょうもない争いを本気でやり、主要人物3人が亡くなる。
昔のお家を描いたり、イギリス人、アメリカ人、スペイン人をお互いに差別し合う姿も描かれる。
なまってる、と言ったり。

話の内容は大したことないが、歌とダンスはすごい(レビューでは悪い評価だった。)
みんなが台詞の中で歌とダンスを織り交ぜてて、それがすごい調和されててまとまりがいい。
見入ってしまう。
ミュージカルとしては好き!
でもやっぱりまとまりはないのかも。
ただ、聞いたことあるthis is americaの歌とか、あー、おーとはなる。

 ニューヨークのダウンタウン、ウエスト・サイド。移民の多いこの町では、かねてから対立関係にあるベルナルド率いるプエルトリコ移民のシャーク団と、リフ率いるジェット団の2つのグループが、ことある毎に衝突を繰り返してきた。ある日、ベルナルドの妹マリアは、兄たちシャーク団に初めてのダンス・パーティへ連れて行かれる。そこへジェット団のメンバーも現われ、2つのグループは競うように踊り始めた。そんな中、マリアはジェット団の元リーダー、トニーに出会い、互いに心を奪われる。だが、それは許されない恋の始まりだった…。

○レビュー
録画で観賞。
冒頭の縦線の画面に音楽だけが流れるシーン、あまりに長すぎて録画機器の故障かと思い早送りしたほど。
今時のテンポの早い展開や冒頭からいきなり引き込まれるようなシーンに慣れてしまったせいか、「さぁ~見るぞっ!」と意気込んで見たものにとってはいきなりの戸惑い。

それでも始まってからは、あーこれこれ!見たことあるシーン!聞いたことある歌!とワクワクしながら観賞していたけど、有名なシーンはほぼ前半で出尽くし、中盤あたりからはいちいち歌うから話が全然進まないし!と若干飽きてきてしまった。
しかも長い!
もう少しコンパクトでもいいのでは?

公開当初に見ていたら、もっと感動があったのだろうか?
感性の違い?
あまりに高評価すぎて、感動できなかった自分がおかしいのかな?と思ったり…

でも、どんなに途中まで歌とダンスで盛り上げようともやっぱり結末が大事じゃない?
見終わって爽快な気持ちにはなれなかったなぁ~
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