きよ

キャッツのきよのレビュー・感想・評価

キャッツ(2019年製作の映画)
3.5
無理!悪趣味!という言葉をさんざ観たうえでの鑑賞感想は「無理じゃない」でした。むしろ、バレエの要素を楽しむ、という点においては興奮するほどの美しさ。フランチェスカさんをはじめ、跳躍からターンから、すごく美しいのです。私にとっての人生の天敵G食いも、まぁちょっと身震いはしますが、雑な画像処理のおかげで苦痛は一瞬、のレベルです。
予告映像を踏み絵として見、何も嫌悪感を覚えなかった人には、問題なく観れる作品です。あとは、好きなところと、気になるところと、吟味しながら観ると楽しいのではないかな。

そんなことより、四季とブロードウェイ版を経てた私としましては、ラムタムダガーの色気がなさすぎて大事件でした。
ヴィクトリアは愛されキャットでしたが臆病猫ではない。誰だそんなことを言ったやつは……
あと犬。あの世界における犬とは一体どんな存在なのかしら……
きよ

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