なかなかに残念な方向で話題となってるこの作品、でも実際みてみないことには始まらないよな
ということで観に行ってきた！
（smtのポイントたまってタダで観られたというのも大きい）
トム・フーパー監督、『英国王のスピーチ』『レ・ミゼラブル』『リリーのすべて』の監督か…そこ認識してなかったな
とりあえず思ったのは…これは「ストーリー性のあるミュージックビデオ」だな！と。
元々の舞台が、詩集を繋ぎ合わせたものでそもそもあまりしっかりとした物語がないようで、それを踏まえて映画があるのだから当たり前かもしれない。
ただそれを舞台としてみるのと映画としてみるのとでは恐らくだいぶ受ける印象が違うので、今回は残念な結果になってしまったのかな。
新しい猫が次から次へと出てきて、それぞれに感情移入する前にまた次の猫へ…観ているこちらは置いてきぼり…みたいなことになりがちだった。
歌も踊りも楽しいし、（猫の見た目は一旦置いておくとして）手品猫とかは結構良いキャラでわりと好きになった
あと普通に役者としてレベル・ウィルソンが良い！『ジョジョ・ラビット』『ピッチ・パーフェクト』も観てるけどすごい華がある
猫達の絶妙な不気味さについて。
手足、顔、頭身がゴリゴリの人間なので、毛深い全身タイツを着た人間が踊っているように見えてしまうから不気味なのではないかな。
私は、『名探偵ピカチュウ』のように、キャストの顔の表情を連動させて完全CGで、猫の頭身で、映像化すればまた違っていたのでは？と思った（そこまですると舞台のキャッツとだいぶ掛け離れてしまうかもしれないけど…）
あと、不穏な映画を観すぎだからなのか、「選ばれた猫が素晴らしい天上の世界へ行ける」とかいう設定、「絶対選ばれた猫がやばめの生贄にされるオチだろ」と思ったけど全然違いました……
世間で言われてることについて実際みて確かめられたので、みて良かった！
今は『ヘアスプレー 』がみたいです
参考
https://kindantheatre.com/cats/movie/damnation
