べーすべーす

キャッツのべーすべーすのレビュー・感想・評価

キャッツ(2019年製作の映画)
3.1

アンダードッグ効果という言葉があります。判官贔屓といった様に、評判が不利だったりすると自然と応援したくなってしまう効果の一つ。興味の薄いスポーツを見ているとなんとなく負けてる方を応援したくなるコトの例え。本作はまさしく映画界のアンダードッグならぬ、アンダーキャット効果。

猫に失礼。人間に失礼。などと評判が悪いと言われながら、いざ見てみると…なんともすごい映画だった。
たまに映画を見るってひとからすれば疲れてしまうと思う。ケモナーの文化に鍛えられた日本人でもなかなかハード!🤔
それだけ圧倒的なまでに情報量が多い。画面の奥の方でも、見切れてる人でもダンスが止まらない‼️😺この絵作りのこだわりはハンパない。そして緩急というか、落ち着けるシーンが中盤までなかなか少ない。それくらい歌いっぱなし、踊りっぱなし。なので最初から置いてけぼりにされてしまったら辛いのかもしれません。

正直、ゴミ箱のゾーンやゴキちゃん、ネズミちゃんはめちゃ🐀めちゃ気持ち悪かったけれどそれでも、ジェニファーハドソンのメモリーがとても良い曲だったなぁ🎵
そんなタイミングで前の席の人がスマホ見るんだもん。許せません。キャッツ1番の見せ場だったでしょうに‼️しっかり見て!!

それにしてもとても豪華なキャストです。エルバ兄貴は最近悪役多いですね。猫だから誰が誰なのなのかわかりませんが、ジュディデンチとイアンマッケランはすぐわかる🤣

映画界の歴史に新たな傷跡を残した作品でした。

しかし、キャットの初期のCMのころと比べると顔が変わったと思うのは私だけでしょうか。😸