きなこ

キャッツのきなこのレビュー・感想・評価

キャッツ(2019年製作の映画)
3.7
字幕にて。
舞台版が大好きです。
酷評を目にしがちなのでおそるおそるでしたが、わたしは嫌いではないです。
そもそも曲が好きだからかなー。
ストーリーはまあ、舞台版に馴染みがあれば突拍子のなさは気になりません。
そっか、マキャヴィティも選ばれたかったのかあ、っていう発見。

ヴィクトリアとミストフェリーズが可愛くて。
シラバブと思いきやヴィクトリア。
舞台でも、真っ白で可愛いなーと思ってた猫です。猫メイクでも目鼻立ちが綺麗で美人!って思いました。
舞台版の推し猫はミストフェリーズなので、映画の中でもいい感じに優しくて可愛くって、かなり嬉しかったです。
舞台だと自信ありげなミストフェリーズも、実はオーデュトロノミーを出す手品の布を取ってから、振り返る前に泣きそうで心配そうにしているのを見たことがあって。なので映画版ミストフェリーズのキャラクターもあんまり違和感なく受け入れられました。
マンカストラップはリーダーならではの厳しさがあるけど、ミストフェリーズはヴィクトリアに超優しかった。

ジェームスコーデンの猫っぷりも必見。
この前見た映画でヘレンミレンと渋く騙しあってたイアンマッケランも渋く猫化。
マンゴジェリーとランペルティーザの歌は、やっぱりこのくらいジャズ風なのが好みです。今ちょっとポップになってる。
モリアーティの看板だあ!
スキンブルシャンクスは、タップするんですね。タップはおばさん猫のイメージだった。歌のお兄さん的なイメージだったからこれはこれで面白かった。
猫と背景のサイズ感がちょっと気になったり。

トムフーパー監督といえばレミゼ 、なわたしは、曲ごとにいちいちレミゼを思い出しては観たくなった。笑

2020-10
きなこ

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