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6アンダーグラウンドのMoviePANDAのレビュー・感想・評価

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)
3.1
『 ベイ・マックス!
~ 爆炎💥ONE TEAM ~ 』

「マイケル・ベイ史上最もマイケル・ベイ」
「今までベイしてきたベイが一番ベイしてる」
「爆発はもう十分だと思った時こそ、もっと爆発すべき」
全世界配信前、こんなアホな煽り文句ばかりがTwitterのTLに溢れていて、「ベイもスゴい領域に到達したものだ...」と、謎の感慨深さを感じたPANDAです🐼

さて、いよいよ公開となりました❕
まさしくベイ濃度濃縮還元状態な最新作『6アンダーグラウンド』。予告編を初めて観た時に「嗚呼、この感じのベイは久々や」とこれまた感慨深さを感じたとこだったのですが、まさしく期待を裏切らない“ベイ・マックス!”な映画でした✨

『アルマゲドン』以降、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』まではベイ作品を劇場で観ていたのですが、それ以降はベイさんと疎遠になっておりました(*´-`) 正直言って、「トランスフォーマーは、もうええわ...」って思ってたんですよね。だからこそ、この映画の予告には「久々に“ベイで勃った”」感じがしたんすよ!だから、一番の目的は『アイリッシュマン』だったとはいえ、こっちもNETFLIXに入った堂々たる理由のひとつであったわけです!そんなわけで、配信を心待ちにしてました😆

だから、心して再生▶️🙇
そしたら、オープニングからベイが溢れだす✨ カーチェイスもThis is ベイヘム💥 さらに言えば劇場公開時の制約が無いからか、人体へのダメージも容赦無し!今までのベイの場合、そこが弱点でもあったんだけど、まるでその呪縛から解き放たれたかの様!てな具合で、それ以降は何もかも全てがベイ❗️ベイ❗️❗️ベイ❗️❗️❗️ベイマックス❗️❗️❗️❗️❗️

しか~し、ひとつ言っておかなければなるまい。そこを今さら?と思われるかもしれないが、この映画ご多分に漏れず中身は無い。もう一度言います。中身は無いのだ!いや、ベイ様のメッセージと思しきシーンはあるにはあった。でも、そのメッセージは、自らの手により巻き起こった爆風により消え去ってしまう💥 要は“そんな事どうでもいい”のだ‼️

奇想天外なTHX活用法には唸ったが、そんな事もある意味どうでもいい。ここ(この映画)では、750台のクラッシュに酔いしれ、少し下品なミッション・インポッシブルをただただ楽しめばいい。そうすれば、鑑賞中思いきり楽しめ、“後を引かない”という彼なりの美学に彩られた娯楽という映画の楽しさを味わう事は出来る。そして、そんなこの作品に付けるスコアは、これ位が“マックス”なのよ😉❤️
※ブラッカイマーやスピルバーグというバランサーがいない彼の映画にはね。
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