あすとろ

6アンダーグラウンドのあすとろのレビュー・感想・評価

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)
4.4
死者には自由がある、政治も予算も関係無い。

超大金持ち、血の気の多いCIA、ヒットマン、パルクールボーイ、腕利きの医者、アドレナリン過剰分泌のドライバー、一流スナイパー…という国籍、年齢、性別もバラバラのエリート達を集め死を偽装し自分達の流儀で悪党を成敗する彼ら。
互いの長所を最大限にまで活かし、独裁国家を潰すため一世一代の大勝負に出る!というストーリー

Netflixから1億5千万ドル(日本円にして約160億円)とSKYDANCEのバックアップの元、マイケルベイの脳内にあるおもちゃ箱をドカン!とひっくり返したような最高の麻薬系パワームービーで、開始5分で爆破数とキル数を数えるのをやめてしまうほど文字通り“アクセル全開”の映像を拝めます!
映像もさる事ながら、デップーのイメージ強めなライアンレイノルズは頭が良く天才の大金持ちというキャラですがライアンらしい自然で、でもどこかコミカルでキャッチーな演技がアクセントになっていて観やすいです!

マイケルベイ作品なので「濃密な人間物語」や「緻密に張り巡られた伏線」というよりかは「爆発!肉体損壊!アクションとアクション!」というような内容と映像なのでストーリーのペラペラ感は否めません…(それが持ち味なところはありますが笑)
ですが映像の力強さがとんでもないので逆に分かりやすい“勧善懲悪モノ”というストーリーのおかげで映像に集中出来ますし、気軽に観れます。

Netflix作品なので劇場作品より血みどろ感、ゴア描写は強めですが逆にそれが好みの方は「最高!」と唸る事間違いなし!
マイケルベイの“殺し方大喜利”を存分に楽しめることでしょう!

シンプルに一人で観るもよし、友達とポップコーンを食べながら楽しむもよし、ある程度物心ついたお子さんにマイケルベイ作品の教科書として観せるもよし、失恋直後に元恋人を思い出して成仏させるもよし!
全てのニーズに応えてくれる本作、少なくともNetflixの月額を払う価値は大いにあります!
携帯やタブレットなどでも勿論楽しめますが、是非テレビなどの大画面に繋いで観ることをオススメします!
是非ご覧ください!めちゃくちゃオススメです!
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